|
第109回 奥入瀬観光を考える(その5) コケや地衣類、菌類など隠花植物の観賞には、非常に時間がかかります。従来型の観光のように、とにかく短い時間でより多くの景勝地をめぐることに価値をおいてきたスタイルとは真逆です。一箇所でどれだけ長い時間を知的に楽しめるか、ということです。それは「静かな時間」をたっぷりと享受できるスタイルでもあります。 |
第108回 奥入瀬観光を考える(その4) スローライフに注目が集まる時代です。登山でもウォーキングでもない「自然散策」が再評価される時代が来ようとしているのではないでしょうか。これまでの自然歩きといえば「登山」に代表されてきましたが、それとは対局に位置するのが「自然散策」であるという認識を、まず持ちたいと思います。 |
第107回 奥入瀬観光を考える(その3) 奥入瀬の自然の特徴は「アプローチしやすい森林環境」です。この特徴を大いに生かした新たなスタイルを模索しなくてはなりません。その向かうべきところはどこにあるのか。どういった「層」の人たちを「顧客」としてのメインターゲットとするのか。まずこの点を明らかにしなくてはならないと思います。 |
第106回 奥入瀬観光を考える(その2) 奥入瀬の自然は素晴らしいといわれます。具体的に何がどう素晴らしいのでしょう。南八甲田は景観の多様性に富んだ地域です。すなわち森林・渓流・池沼・湿原・山岳など、変化に富んだ雄大かつ繊細な景観美を有しているということです。なかでも奥入瀬エリアにおいて注目すべきは、その森林環境でしょう。 | |||||||||||
|
第105回 奥入瀬観光を考える(その1) 人を「観光」に駆り立てるものとはなんでしょう。時間とお金をかけて、わざわざ遠方にまで足を運ばせるエネルギーとは、いったい何に起因するものなのでしょう。それは未知の何かを感じ取りたいという本能的な欲求、自分の感覚および知覚を刺激してくれる何かへの渇望といったものではないでしょうか。 |
第104回 北米のハーレクイン・ダック(その2) ハーレクイン・ダックのヒナたちは、孵化してからわずか数日後には泳ぎだします。たいていは母ガモに注意深く見守られながら、初の冒険を試みるのです。仔ガモたちは、約8週間ほど経たないと飛べるようにはなりませんが、母ガモの中には、早々に独り立ちさせようと、置き去りにしてしまうものもいます。 |
第103回 北米のハーレクイン・ダック(その1) 1993年の『ナショナル・ジオグラフィック』誌に「ホワイトウォーターの鳥」と題された北米のシノリガモの記事が掲載されていたことは、ずいぶん前から気になっていました。もう18年も前の記事なので、現在の北米におけるこのカモ類をとりまく状況が、どのように変化しているのかは不詳ですが、基礎的な資料という意味では有用であると思います。 |
第102回 クジャクチョウ 花の季節にはまだ早い枯野で、美しいチョウが飛んでいるのを見ることがあります。歩いていると、目の前にひらひらと突然現れます。とても綺麗なチョウです。よく見てみたいと思うのですが、結構なスピードで飛び回り、なかなか落ち着きません。見失わないよう目で追って、ようやく地面にとまったところを双眼鏡でのぞいてみます。はっとするほど美しい模様をしています。 | |||||||||||













お問い合わせ