野の花 あばら家荘日誌(その16の1)ラット現象
ここのところ、奥入瀬はずっと天気が悪いです。
秋の長雨、秋のあらし。
当ブログでも、十和田湖のカヌーラックがひっくり返ったゾー、
なんて話が出ておりますが、先般の凄まじい"あらしのよる"は
あばら家荘もひっくり返りそうでした。
あくる日、そんな話をしたら、ガイドの丹羽君が真顔で、
「十和田湖の暴風クラスだったら、ホントにそうなってたかも」
とかいうので、まっことビビリました。
しかしその晩、ワタクシが心底ビビっていたのは、
実は"あらし"ではなく、怪音―KAION―でありました。
実は、あばら家荘は"ラップ現象"がよく起こるんです(^^;)
家の方々から突然ドスーンとかバターンとか、ヘンな音がする。
台所でも、何かがドターンと倒れるような音がするので、
こわごわ見に行ってみると、なあんにも倒れていない。
居間で静かにしていると、コツッコツッコツッという、
微妙に小さな、気味の悪い連続音。
なんじゃいなー、この家は。
そう、ポルターガイスト現象に興味関心のある方ならば、
すぐにおわかりになるでありましょう、かの"ラップ現象"です。
しかし、そうした音源不明の怪音であるならばまだしも
(まだしも・・・って、もちろんヤですけどね。基本的には)
もっと気持ちが悪いのは、原因が明らかな怪音であります。
名づけて"ラット現象"。
要するに、ネズミの暴れる音ですな。
あばら家荘にはネズミがおります。築50年の家屋じゃしょうがないか。
これまで何度追い出そうとしても、ダメでした。
いつまでもいるんですなー、これが。いや、気持が悪いの何の。
天井裏を走り回るだけで、まだ実物はお目見えしておりませんが、
そんなもんが目の前に出てきたら、もう卒倒もんですわ。
昼夜を問わず、頭の上をドタドタ傍若無人に走られるだけでも、
口から心臓が飛び出そうになっています。
どうもお気に入りのエリアがあるようなので、
たまらず寝室を移したらようやく聴こえなくなって、
ひと安心──と思ったら、先のあらしのよるに、
とうとう薄い壁一枚向こうを、猛然とガリガリ齧る音が! なんでやー!
しかもハンパな音ではなく、いまにも壁に穴が開きそうな勢い!
コチラも半狂乱で壁を叩き返す!
でも、あまりにも安っちいベニヤ板! 板の向こうは空洞(なんでー)!
あまり強く叩きすぎると、こっちが穴をあけちゃいそう!
しかもこちらがフトンを出て、壁に近づくとぴたりと止み、
フトンに戻るとまたガリガリ。そのくりかえし。エンドレス。
ううっ、き、気持悪いんだよ! 見てるのかー!
そんなこんなで、とうとう明け方まで悩まされ、うつらうつら。
外はゴウゴウという、ものすごい風音。雨音。こわいこわい。
お願いお願いお願い、もう来ないでー。


コメント
ネズミといったら猫じゃないですか?(嫌いじゃなかったら)
これからの季節は一緒に寝たら暖かいし^^
ただ・・・
ネズミを捕まえると、わざわざ見せに持って来るんですよねぇ。
Posted by やっぴー at 2009年11月19日 09:24
やっぴーさん、コメントありがとうございます! むかし親がネコを飼ってまして「成果品」の話はよく聞かされました。玄関のたたきにちゃんと「陳列」してあって、しかもクビ(生首!)だけだったそうです。それを目にした時には、あまりのことに卒倒しそうになったとのことでした(^^;)
Posted by ガイドスタッフ
at 2009年11月19日 12:59
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